石垣島の陸のアクティビティは3日楽しめる

ダイビングする人にとっては、石垣島の海は1ヶ月滞在してもいろいろなポイントで楽しめますが、陸のアクティビティは限られると思っている人も多いはず。

八重山諸島の各島々に行くのもありだけど、あくまでも石垣島限定で楽しむのに、自分は3日は遊べるネタを見つけた。

リピーターさんに「石垣島は3日違うとこに連れていける」と豪語したところ、本当に3回来てしまったので(笑)、今まで行ったことがないところを案内してきました。

ということで、今までブログで書いてこなかった場所中心のご案内です。

まずは最近の名所? 水牛の若葉ちゃんにごあいさつ。ぜんぜん人や牛と接触することがないから、暇なんでちょくちょく顔を出して刺激をあげています。

今回はちょうどお兄さんが水をあげていました。じょうろで水浴び。気持ちよさそうです。お兄さん、ありがとう。

それで翌日は朝8時スタート。まずはヤギさんにあいさつ。

ロープがからまっていたので取ってあげました。

今回は、ついに石垣島の最高峰、於茂登岳(526m)の途中まで登ります(200mくらいかな)。

生物がいるのがわかる? やけにまっすぐ。

カゴメランを見つけました。於茂登近辺は比較的よく見れます。
網の目模様、あみだくじ模様が面白い花です。めったに開花しているところは見ることができません。

ちなみにこれで開花らしい。

登山道と滝の別れ道まで25分。今日はもうこれ以上は登りません。 滝で遊びます。

きつさは、野底マーペーよりちょっときついです。途中休憩をはさみました。

以前参加させていただいた、夜の観察会が面白かったことから、それをヒントに、いやパクってツアーにしました。

この滝を歩いて上がっていくのです!

なんかロープがあるけど、あまりにも細いし、支えている木も細すぎる。

自分はこのためにロープを買ったけど、結局使わず。なんとか岩を登っていけます。これは上から見下ろした図。

すべって転がったら大怪我するかもです。慎重に。

上にいくと滝壺が。浅いです。ほてった体を冷やします。

それでさらに登っていきます。

なんか迷彩服来て同化しているみたい。ここもすべるぞ~

神の使い、ナナフシ発見。意外と敏捷でした。

このあたりはハブが多いとこらしいけど(以前見たことある)いなかった。残念。

もう少し上流まで歩くと右の遊歩道に抜ける道があるのでそこで合流、あとは下山します。

帰ると車の上に木が。嫌がらせか?と思いましたが、たまたま落ちてきたみたい。

次は市民に人気の飛び込み岩(ほかの呼び方があるのかもしれません)。ロープのぶら下がっているあたりが深いようです。

自分を撮影してくれて、虹がかかっていました。

レンズの角度によってこういう現象が起きるけど、うれしいもんです。iPhone12かな。

上流に行ったら面白い場所があった。

プールみたい。

さらに上に行ったら、なんかテレビ落ちている。なんでか?

上を見上げたら答えがありました。

橋の上から不法投棄したようです。まったく困ったもんです。

帰りにパンナ公園に。ナンバンキセルが咲いていました。

ここからは陸上自衛隊駐屯地の建設現場がよく見える。斜めに作っているなぁ。赤土が流れてしまうではないか。

さて、午後は馬めぐり。馬が好きな方なので馬と触れ合う事ができる場所に。

いいところにいてくれました。

子馬さん、会うたびに大きくなっていきます。

まだ子供なのにあれが立派(笑)

子馬を撮影していたら、違う馬がヤキモチかわからんけど邪魔しに来た。

半野生の馬なんで、背後に回って蹴飛ばされないように注意しましょう。また、馬の近くには牛がいることも多いです。牛は近寄らないほうがいいでしょう。

さて、先にすすむとシロオビアゲハが大量にいる場所があります。車でそばを通っても逃げないチョウがいました。

よく見ると、クモ(オキナワアズチグモというらしい)に食われているところでした!

先日、facebookでこのシーンを知って、すごいシーンだなと思っていたのですが、1週間もしないうちに目撃するとは思いませんでした。葉の後ろに隠れて、チョウが来るのを待ち構えていたわけですね。

時間があったらクモを見つけて、あとはずっとチョウが飛んでくるのを待ち構えて捕まえる瞬間をスロー撮影してみたいものです。ナショジオの世界です。
西表島に住んで思う存分撮影の日々を送りたい…

動画はこちら。

さて、いつもの見晴らし台。台風の影響で波が強く、きれいでした。

どなたかが、「一眼レフでないときれいに撮れませんよね?」と言っていましたが、最近のスマホはホントきれいです。撮影も楽で一眼使う必要がほんとなくなりました。adobe ライトルームで「自動」で修正すればさらにきれいになります。

こちらの馬さんはお腹がパンパン。近々生まれるかもですね。楽しみです。

午後のツアーは終了。夜はナナ、ソラが遊びに来ました。ほんと賢そう。

この季節にカキ食べました。広島産の冷凍カキです。プリップリでうまかった! 最近食べてもぜんぜん当たらないなぁ。いいことだ。

さて、翌日は名蔵アンパル探検です。ここは秘蔵中の秘蔵の場所でまだ誰も連れてきたことがない場所でした。以前カワセミの撮影で通っていました。残念ながら動画は消えてしまいました。

いつも5分間だけ、(通称)マングローブの説明をするだけです。

海に近いところにはミナミコメツキガニがいました。よく観察するとぐるぐる回りながら簡単に土の中に隠れます。

干潮の時間帯に行かなければなりません。

このマングロープのトンネルをくぐってもらいたかったのです。

たまにゴミがあったり、だんだんとヘドロがたまってきて、用水路に近づくと、かなり状態が悪いことがわかります。

主に製糖工場の排水が原因と聞いたことがあります。ラムサール条約の湿地登録をされても特に浄化するような話を聞いていません。さらに今後ゴルフ場建設の話もあり、除草剤が流れでることによって、もしかしたら数年後にはこのマングロープ林も見られなくなる可能性があります。

まだ署名していない方はぜひ署名よろしくです。

これはヒルギダマシかな。西表島だけかと思った。
「地面から割り箸を立てたかのような筍根(じゅんこん)」が特徴。

誰もいない貴重な場所です。

サギの仲間が歩いたあとかな。

一番奥地まで行くと足がドロに埋まり、すすめなくなります。完全な大自然です。人間はこれ以上いけません。水鳥の保護区でもあり、あちらこちらで鳥が飛んでいます。

海に近いところには、マングローブの根になんとカキがついていました。昨夜食べたばかり…

さて、次は川平湾絶景テラスを目指します。

久しぶりに近道ルートで行こうとしましたが、ステップワゴンが坂を上がりきれず、遠回りをして駐車してスタート。

ここはぶざま岳の近くなんですが、先日遭難者が出たところ。確かにわかりにくい場所があります。

このルートは、ほとんど人が通らないため、枯れ草がたまっていて急な坂を滑りながら登っていかなければなりません。

フエルトの底靴なので滑りまくり。帰りは足にもきて4回もこけました。

以前は20分で登れたのですが、今回は35分。自分がすぐに息があがり、休憩を取りすぎました。

広場みたいなところに出て座れる石のところで休憩、あと10分でゴールです。

珍しいガがいました。西表島で最近良く見ているやつでテンション上がります。
ガを見てテンションが上がるやつは変態と呼んでいいでしょう。

上の写真では何がなんだかわかりませんね。「トモエガ」です。これが絶妙に人間と距離を取るので撮影が困難。望遠レンズで遠くからでないときれいに撮れないでしょう。

迷わないようにしっかりとロープとピンクテープで登山道が整備されていました。このテープも何ヶ月かすると、飛んでなくなってしまいます。左に上っていきますよ~
私も以前看板を設置したのですが、なくなってしまいました。

それにしても、苦労が報われる場所です。

川平湾を見下ろせる場所に設置したとしか思えない大岩。この場所を発見した人が、どうやって登山ルートを見つけ、作ったのか、ホント不思議な場所です。

それにしてもこの登山ルートはまた懲りたので、次回からはまた崎枝の石垣商店から山に入っていく場所からのルートに切り替えたいと思います。

今回は私が2匹ヒルに食われただけで、他の人は大丈夫でした。これをつけては行きましたが。
石垣商店からの1時間ルートはさらにヒルに食われる可能性は高くなります。長靴のほうがいいかもです。
長靴にママレモンなどで滑りやすくすると上がってこれないそうです。

ちょっと遅めの昼食をびるぱに屋で食べて終了。ナスと馬肉のグラタン。

というわけで、石垣島ツアーに3回来られた方には、「於茂登の滝登り」「飛び込み岩」「名蔵アンパル」「川平湾絶景テラス」がまだ待っています。4日かかるかもですね。あとは、ドローン操縦体験もできるかな。

今回で卒業ですが(もちろん次から今まで行った所を再度訪れるのもありですが)、あとは、離島を楽しみましょう。

石垣島は西表島と比べて道路が整備されているので、ポイントとポイントの間が車で気軽に移動でき、簡単に絶景を楽しめるのが大きなメリットですね。西表島ではこんなに何箇所も一度に回れません。
その分、さらにレアな生物が見られる可能性が高いのですが。

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