昨夜の飲み会で、「きび狩りが世の中の仕事で一番きつい」という話を地元の男性から聞いた。
世の中の仕事で佐川急便とか引っ越し業とか体を使うきつい仕事はいろいろと体験したが、さとうきび狩りほどつらいものはない」という。
好奇心旺盛な自分にとって、そんな話を聞くと、やらずにはいられない。
自分もいろいろな仕事を体験してきて、それはもう、つらい仕事をいろいろとしてきたからだ。
いつもの散歩コースにさとうきび畑があって、そこのおじぃとはみるくとララのことを「ポチ」と呼ぶ仲(どんな仲かいな)。
ちょうどみるくとララの散歩で会ったので、「少し体験させてください」とお願いしたらもちろんO.K.がでました。
ちょっと小雨まじりの中だったが、1時間ほどさせてもらいました。
動画を17秒みてください。
この根元でまず刈る仕事があるのだが、なんと、この作業ができない。
すでにこの時点でギブアップとなってしまった。
右手首が腱鞘炎で力が入らず、自分の力では切ることができないのだ。
そうしたら、この後の作業として、葉っぱを落とし、さとうきびを丸裸にする必要があり、この作業をしないと、15%引きの収量になつてしまうらしい。
最初から機械のハーベスターを使うと、収量は15%引きになるらしい。
さとうきび用の二股に分かれるカマを使ってその作業をさせてもらいました。
いのししに食われたサトウキビ。家から100メートルも離れていない場所に現れるようです。
うまい具合に食べるらしいです。
ちなみにこちらの畑、昨年は息子さんが手伝っていたのですが、今年は忙しいらしくできないとか。おじぃも今年をもってやめるそうです。
広大な敷地の一部を1時間手伝って、全然すすまない。例えるならば名蔵ダムからバケツ一杯すくった程度。これを全部やっていると思うとほんとうに頭が下がります。
写真のきびでだいたい2万円くらいになるそうです。この労力と育てる苦労。果たして時給換算でいくらくらいになるのでしょうか。
世間話もいろいろとして、もしかしたら跡地にホテルができるかもしれないとか。かなり広い土地ですからね。眺めなど最高かも。自分としては歓迎です。きっと道もきれいになるでしょう。
それから、今シーズンはハブを見ていないとか。昨年はハブをいただき、食べてみました。
今日は取材が入り、不完全燃焼だったので、また時間を作って手伝いたいと思います。
この体験、島内の高校生だったら2-3日やるべきだと思うなぁ。
アルバイト代はこちら。
1本はヤギにあげたけど食べるかな?
2時間の作業を1分37秒に短縮してみました。