以前、人生には観察力が大事ではないかと書いたことがある。
最近、新型コロナ関連で思うのが、「将来を予測する能力」「予知能力」がますます必要な世の中になっていくのだなぁと思う。
多くの人々が相変わらずテレビから遅れた情報(番組収録から放映まで時間がかかる)を得て「そうなのかぁ」「なるほど」と相づちを打っているが、もうそれでは遅い。
今回の騒動で、1/20にマスクを60枚498円で購入したが、その後あっという間に値上がりした。
数日後には5,980円とボッタクリ価格になってしまった。
今では販売すらしていない。
今回、マスクを買い損ねてしまった人は、ぜひ今後は「将来を予測する」ことに力を入れたほうがいいのではないだろうか。すみません。上から目線で。
ある意味、転売屋は将来を誰よりも早く予測したから、買い占めることができた。その才能はすごい。やることは最低だけど。
日々起こる現象に対し、「今がこの状況だとすると、次は何が起こるのか」と考えて生きていかないとテレビの情報のままに動くといつも損をする人生、右往左往する群衆になる。
自分はいろいろな可能性を考えていろいろ手を出して失敗も多いのだか、たまに思わぬものが家計を支えるものになってくれて「芸は身を助ける」とはよく言ったものだなぁと実感する。
飲食店は店を開けられなくて困っている。そこで「持ち帰りできる弁当販売」に切り替えた。その判断は早くできただろうか?
「意外と弁当が売れて助かった」と思っている人もいるかもしれないが、そこで安心してはいられない。また次を読まなければ。
よくある弁当箱に入れて販売する形から、おかずだけにしたり、自由に具材を選べる弁当(すでにある)とか、デリバリー無料などと次の戦略を立ててライバル店と差別化していかねば。
例えば、デリバリーを300円にして、アルバイトを雇い、300円はアルバイトにそのまま渡すのもいいかもしれない。販売個数が増えるし、アルバイトもそのまま入ればやる気がでる。WIN-WINだ。
自分は数日弁当に切り替えたけどもうギブアップ。白米がどうしても体に合わない。白米食べるとすごくだるくなる。基本玄米か麺類でないとだめのようだ。
だから自炊が多くなる。ということで、次に来るのは「自炊派をターゲットとする戦略」になるかもしれない。
ある飲食店は、料理のコツを動画にしてYouTubeにアップしはじめたが、そういう動きが身を助けることにつながることにつながる。YouTuberとしてそれで稼いでいける可能性も生まれるからだ。
今の時点では何が正解で何が不正解かわからないけど、とにかく模索していろいろチャレンジしてみることが必要だろう。流行が来たからそれに乗るだけでは、リスクはないが、自分を助けてくれるものにはならない。
すみません。成功者でもなんでもなく、細々と生きているのに偉そうなことを言って。
さて、最新の情報を誰よりも早くつかむにはどうしたらいいか。
SNSが本当にありがたい。自分はfacebookからしか情報を得ないけどそれで十分。
大事なのは、「誰と友達になるか」ではなく、「誰をフォローするか」だ。
友達なんかいなくてもいい(笑) 友達になっても実際に会ったことがなければ意味ないし。たくさんフォローして(その人の記事をいいね!するだけ)おけばSNSのメリットを十分享受できる。
では、どうやってフォローすればいいのか。それは今流れてくるタイムラインの情報で有益な情報をシェアしている人とその元になる人を探してその人をフォローすればいい。簡単。
そうすれば次から次へといい情報が入ってくる。しばらくするとネガティブなものばかりシェアしたり言葉遣いが悪い人をフォローしてしまったこともわかる。そうしたら、その人の「フォローをやめる」すればいい。
関係ないけど、いい記事を書いたり転送したりしてくれた人には、どんどん「いいね!」つけよう。無料だし、その人を後押しできる。「まったく同感」の時にはシェアしよう!
次は「どのグループに入るか」かな。これはとてもありがたい。集約された情報が次から次へと入ってくる。
八重山に住んでいるんだったら「石垣島コロナ・台風・事件・事故・停電情報共有」に入っておけば八重山に関するコロナ関連情報がなだれ込んでくるんで、しっかりと把握できるはず。
地域によって、きっとそんなグループがあるはずだから検索して探すといいと思う。全国の人を対象にしたグループだと情報が多すぎて疲れてしまうのでそれも注意。
グループなんていくつ入っても損はない。肌に合わなければ退会すればいいだけの話。とりあえず入っておきましょう。
石垣島を拠点とする facebookグループ
あとは、RSS。良いサイトを登録しておけば、次から次へと新しい記事が更新される。
RSSリーダーのInoreaderの使い方から導入方法まで徹底解説!
このRSS、すごい便利な仕組みなのに使う人が少なくてどんどん衰退しているんだよなぁ。もったいない。
それで良い情報がたくさん入ってきたら、それを自分になりに解釈することかな。これが一番大事だけど。
世の中には、「こんな考え方があるか」「これって間違えていたんだ」っていうのがわかってくるからそれを理解できれば快感だし、少し賢くなった気がする。そして次に起こることを予測する。
自分が最近得た中で頭に残っているのはコロナが収束したあとに来るものは「コロナで営業自粛を強いられている業種」だというもの。今回、リモートワークがすすみ、家でも仕事ができるしAIに変わる分野もどんどん増えてくるけど、人と接触するビジネスは復活するだろうという意見。一番わかりやすい例えが「キャバクラ」らしい。自分はまったく興味がないが(これはホント)、妙に納得。
あとはパソコンを通しては得られないもの。例えば、自然に行くこととか。とすれば八重山の観光はかつてないほど盛り上がる可能性だってある。
観光業の皆さんには、ここはなんとか生き延びて、収束を待ちましょう。
そんなわけで暇なんで、パソコンを前に情報を集めながら生き延びていきましょう!
追記
こちらのブログを書籍化しました。キンドル会員の方、良かったらご一読を。