8/11、こんな記事を書きました。
夏休みに合わせた特番。石垣島で昆虫採集をする番組。ありがたいことに香川の不始末でもうこの番組もなくなりそうなので、ホッとしている。
この番組の影響で、夏休み中、バンナ公園ではアミをもった親子がちらほら。予想通りとなりました。
昨日、海星小学校に夏休みの作品展という取材に行き、夏休みの宿題を集めたものがありました。
授業参観にあわせて、親が見ることができて、ナイスな企画かと思います。
さて、その中で気になったのが、やはり昆虫採集の標本があったこと。
↑真ん中のツマベニチョウなんて、飛ぶのがすごく早いのによく捕まえられたなぁ。
きれいに標本にしているので一生の宝物になるでしょう。
しかしですね。たまたま自分はこの2作品だけみたけど、石垣島中の小学生がこの夏休みにいったい何頭チョウや昆虫を捕まえてしまったのかと考えるとおそろしい。
どれだけ石垣島の自然から生物を奪ってしまったのでしでしょうか。
これ、教育上、よくないことではないでしょうか。
ある意味、標本って鹿の剥製を飾るのとそんなに変わらないことでしょ。
ちょうど今日は「子供がサソリを飼いたい。どこにいるのか」みたいな質問も目にしたけど、親としては「サソリは飼うものではないのよ」と教えてほしい。どうせ死なせてしまう。
「生物は取るものではない。観察するもの」と親は子供に教えてほしい。
繁殖技術を身に着けさせる必要はありません。繁殖技術を磨くためには多くの生物の死が不可欠です。
それよりも自然の状態でどういう行動をしているのか、「観察力」を磨かせましょう。「観察力」を身につけたら、人生でおおいに役に立ちます。
同じようなこと、考えている人がいた。
さて、話は変わって小学2年生の絵が掲示されていたんだけど素晴らしかった。
小学2年生でこんなにうまい絵を描けたっけ?
すべての作品が「入賞」で金色のシールが貼られるレベル。今はそんなのないのか?
特に気に入ったこの絵なんてヤギの表情がたまらん。男の人は、まるで自分みたいだ。
海星幼稚園の運動会を取材した時に、みんなふつうに「さかあがり」ができてびっくりしたが、今回の作品展も素晴らしいものばかり。子どもたちに取材してもしっかりと受け答えできて、いい子ばかりだった。海星小学校なら何度でも取材したいくらい。
素晴らしい教育方針なんでしょうね~