今夜のNHKスペシャルは衝撃だった。
車中の人々 駐車場の片隅で
見逃した方はこちらで概要つかめます。
WEB特集 “車上生活” 漂うわけは
道の駅を中心に車中で暮らす人々を追うドキュメンタリー。
なぜ興味を持ったかというと、日本一周した時にさんざん道の駅にお世話になったから。
こちらにまとめを書いているのだが…
こんなふうに書いていた。
今後の日本は家をもたず、車中泊で暮らすライフスタイルが出てくるのではないかと思う。(アメリカで流行していることは、ほぼ日本でもはやるから)
実は「母、娘」だけで車中泊している姿を見た。旅行しているようには見えず、地元の人っぼかった。もしかしたら車を所有するホームレスだったのかもしれない。
NHKでも母と赤ちゃんが車中泊をしているという声だけの取材がしていたけど、実際に自分も小学生くらいの女の子と母親のおそらく車中泊して生活している様子を見て、末恐ろしかった。
日本の貧困問題がこういうところにひずみが出てくるのか。アパートも借りられない人たちの最後の形が車の中で亡くなっていく。これからますます増えるだろう。こわい時代だ。
ほかのさらに貧困地区は車さえ買えないのだが、先進国の貧困の形とでもいおうか。なんともやるせない。
役場に生活保護の申請に行っても「車があるんでしょ。ダメ」と断られるらしい。ほかに住むところはないのに。そういう場合は社会福祉協議会などにも相談に行くといいらしい。
そういう人たちを助けるNPO法人POPOLOで活動している人の紹介もあった。ガソリンもない、食べ物もない若者がスマホで連絡してくるらしい。
それにしてもやるせない時代だね。