NHKのコロナ統計に右往左往するな

台風で引きこもりで暇なんで記事を書く。

最近、NHKがこんな統計グラフを持ち出し、みんな慌てふためいている。

コロナ 10万人当たりの感染者数 沖縄がトップ 次いで東京 福岡

NHK

「やばいよ。沖縄県が一番で一番確率が高いじゃん!」 と見えるグラフだが、統計的には完全に視聴者をあおり、不安にさせるためだけに作られたグラフ。

だって100,000人のうちの18人だよ。非感染者は99,982人。

本来はこんな感じにグラフにすべき。

10万人あたりの感染者数の割合

上のグラフから「沖縄、やばいね」とはなりませんよね。見えませんから。

感染者は0.02%です。割合で行くと1本の線でしかありません。

沖縄県だけで見るとこれ。

全国、どの都道府県で計算しても同じグラフになる。だから今の段階では、まだ誤差の範囲。都道府県の差異は誤差。

ではもし感染者が今の10倍になったら?

まだ線です。1%にはまだまだです。

さらに死亡率で見たら、感染者の3%程度(2020.8.3現在)なのでさらに3/100に減る。

ちなみに、めちゃくちゃ感染拡大しているという、アメリカの感染者の割合はどうだろうか。

1.4%なのでやはり線(表示されていないが)。

ということで、何がいいたいかというと、NHKのグラフにはだまされるなということ。

ほんと誤差でしかない。

また人口の母数が明らかに違うのに(東京都1400万人、沖縄県145万人)、比較するのはいかがなものか。

「1%未満だから安心ですよ」とは言わないが、へんな統計グラフにだまされないようにしましょう、という話です。

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