2-3日に1回は空港に行き、お客さまをお出迎えしている。
お客さまが出口を出て、すぐ目にする水槽の前で待っているのだが、今日の水槽はいつもと違う。
サンゴのような石が茶色くなっており、オヤビッチャが死んでいる。上にはヒフキアイゴがもう死にそう。
こちらは8/7に撮影したもの。魚が死んでみんなで食べていた。
ふだんはこの青い照明がついているのに今日は消えていたのだ。
空気の量も少ないようだ。
もしかしたら、この水槽をメンテナンスする業者が変わったのだろうか。あきらかに状況がおかしい。
今日はナポレオンの姿もなくなっていた。
いつも小型のナポレオンを入れているが、小型といえどもあの水槽はせますぎる。
せいぜい上の写真の青い魚(デバスズメダイなど)だけにしてもらえないだろうか。
もうメンテナンスも大変だろうし、撤去してもいいのではないでしょうか。
先日、うちに宿泊した小学5年生の女の子。
「石垣島に水族館はないんですか? 水族館好きなんです」
これを聞いて役所の皆さんだったらこう思うよね。
「やはり需要があるんだ。作らないと」
けど自分はこう言いたい。
「石垣島にはそんなまやかしの飼い方を展示しなくても、海という、自然の状態で魚たちを観察できる場所なんだよ。水族館なんて必要ないの」
「水族館はたくさんの生物を殺して犠牲にしているんだ。次から次へと魚を入れ替えている。中にはそのせいで絶滅しそうな種類もいるんだよ」
「もし、今、海の中で水族館ほど生物が見られなくても、大人になってスキューバダイビングを趣味にすれば、水族館の何百倍もすごい世界を見ることができるんだよ」
ということで、石垣空港は旧空港の時から水槽があり、到着した子どもたちはまっさきに、それをみて感動するわけだけど、SDGsの観点からも時代遅れの展示物。
今回おそらくこの水槽だめになると思うけど、これを機に撤去しちゃってもらいたい。
せっかく到着ロビーには、シャクシメーのタコとか、旗頭とか展示しているんだから、獅子を展示したりすればいいんじゃない?
それか西表野生生物保護センターのように、イリオモテヤマネコやカンムリワシの剥製の展示でもいいかも。レンタカー(島の人の車もそうだけど)で多くの生物がひき殺されているので、それを少なくするための、車の運転の啓発も兼ねて。
あの展示を考えた人ならば、いいアイデアがあるかもしれない。
関連記事