道の駅 おがわら湖は、夜9時くらいかな?まで三沢基地の飛行機の爆音がすごかったですが、その後おさまり、寝ることができました。
しかしなぜか4時に起きてしまった。4:35に出発。なんていう早起き…
けれど、街の人は起きていて、行動している人が何人かいましたよ。小川原湖、少し散策しましたが、なぜか気分がよくありません。自分にとってなにかフィーリングが合いません。
さて、1時間あまりドライブして、紹介いただいた奥入瀬(おいらせ)渓流にやってきました。
車の前をリスが横切りました。この木のどこかに逃げ込んだのですが…
修学旅行で十和田湖に来たのでここにも寄ったはずですが、全然記憶にありません。高校生の時には自然に興味ないですし、観光バスでサッと見ただけだったかもしれません。
道路沿いに渓流が流れていて、どこを撮影しても絶景。滝もあちらこちらにあるし。日本三景に勝手に認定したいと思います。
この木に鳥がいました。まぁ普通に観光すれば「きれいな景色。あっ鳥がいた」程度。
しかし、観察してみましょう。「観察力」がその場所を別なものに変えます。
木についている草をなぜかついばんでいます。こんなものを食べるのか?
そして近くにあるこの石の下のほうに飛んでいきました。
いました。ここに巣を作っているようです。「観察する心」があればこんな観察もできるんです。双眼鏡も必要ですが(笑)。私は600mmまでズームになるデジカメがあったのでこれがわかりました。
こういった渓谷と鳥との相性は抜群です。先日の北海道の樽前ガローもそうでしたが、野鳥の宝庫でした。
こういう木のところによくカワセミが現れるのでシェルの中に入りしばらく観察することにしました。
15分くらい待ったでしょうか。キセキレイが現れました。
しきりにないています。メスを呼んでいるのでしょうか。
このショット。お気に入り。ちょうど葉の間から撮れました。
カワセミが来そうな木なんだけどな〜
ネットを見ていたら、ヤマセミの可能性もあるというではないか!
いろいろと場所を変えてみる。
ヤマセミはぜったいに石垣島では見られないので北に来た時にみたいあこがれの鳥である。
ちょっと水量が多いかな。
雲井の滝。
太い枝が巻き付いています。朝方は雨でしたが、次第に晴れてきました。
スポットライトで岩を当てているようでした。
どこにカメラを向けてもほんと絵になります。秋も良さそう。
不思議な岩。
結局2時間くらいかけて探しましたが、カワセミに会うことはできませんでした。
歩いて散策している人も多いので逃げてしまうのかも。残念。
ハイキングが好きな人はバードウオッチングを趣味にすれば楽しさが2倍になると思います。
「渓流が美しかった」だけでなく「カワセミを見られた」などと感想が変わってきます。
十和田湖着です。
どっかの展望台より。「乙女の像」がありましたが、修学旅行の時に船で見た記憶があるのでいきません。見に行く人、「高村光太郎」の本読んだことあります? ないと意味がないと思うのですが。
教科書に出てきた(道程)人だけどもちろん読んだことありません。駐車上が有料っぽいので寄りませんでした。
大館に向かいます。有料道路となっていたけれど、看板があるだけでお金は払わずに済んだ。というか道が悪すぎ。
大館に来ました。「ニトリ」があると、「この街は大きいな」とわかります。
秋田出身の方からよくいただく「秋田比内ラーメン」が食べたくてこの街にやってきました。4/1オープンの「お食事処とりびあん」に寄りました。あっ、この建物は隣だった。駐車場の表示だけ。
店内の内装もいい感じ。
親子丼とラーメンの半分ずつセット1,100円。
いただいたラーメンとそっくりの味。自分が好きな味です。秋田に来たかいがあった。
田沢湖に向かいます。遠いです。途中の道の駅 あに またぎの里にて。
「マタギ」ってすごいよね。
田沢湖着。あいにく太陽が出ておらず、湖の透明度は確認できない。残念。
「たつこ像」だって。十和田湖の「乙女の像」をまねして人を呼ぼうと考えたのでは?
途中、西木温泉クリオン(400円)を利用。地元のおじぃが「最近カモシカをよく見るなぁ」と話していた。
今夜は「道の駅 なかせん」で車中泊。来るまでの道は「ここも何もないど田舎か?」と思ったが、近くにセブンイレブンがあったので助かった。きりたんぽを食べてみたいがお店がない。残念。今まで食べた記憶がない。
今日は272キロ。明日はどこに行こうかまったくわからない。山形県には向かいたい。
「毎日計画性がないなぁ」と思われるかもしれませんが、日本一周の下調べってめっちゃ大変ですよ。普通1年くらいかけて準備しないと。まぁ1年もたつと最初に調べたことは忘れていると思うけど。
自分は長崎県を調べるだけで時間切れでした(笑)
とにかく秋田県はなにもわからないし何もない? 秋田犬見てみたいな〜 俺にもプレゼントしてくれないかな〜
前にも書いたかも知れないけれど、観光地って例えば乙女の像を写真にとって「行ったことあるよ」と「証拠」を残せばそれで終わりなんだよね。それよりも「体験」は何度もしたくなるもの。観光地はいかに「楽しい体験」「またしたくなる体験」をさせてリピーターを作ってなんぼだと思うんだよね。さらにはハプニング的に自分だったら「急に鹿が10mもの至近距離に寄ってきたり、馬がぶつかりそうになったり」といった経験なんかしてしまうと、もう完全に脳みそにすり込まれて「またあの体験がしたい」と心のどこかでいつも思ってしまう。
これからの観光は珍しい「体験」させてナンボでしょう。
ただ像を作ったりものを作って見せる観光はそうそう遠くない日にすたれると思います。