今日であの日から5年がたちました。
3年前にもこんな記事を書きました。
2013.3.11
すごい違和感のあるニュース
今朝のNHKニュースでは30分くらい特集がされていました。
そこで感じたことを書いてみたいと思います。
反論がある人もいるかと思いますが、反論のコメントは不要です。
ご自分の意見は自分のスレッドでどうぞ。同感ならば喜んで受け付けます。
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あの場所で復興する必要あるの?
よく聞かれるのか「この教訓を忘れずに」ということなんだけど、教訓を忘れちゃったから東日本大震災で再度の大被害に結びついてしまった。
なんで以前津波が来た場所なのにまたそこに住んでしまうのだろう??
もうやめようよ。津波が到達した場所に住むのは。
商業施設ならいいけど。
住んでいる場所があれば、生活はやり直しきくから。
住んでいる場所がなくなるのが一番こわい。
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すでにかさ上げもしていない場所に家作って住んでいる人もいるし。
まったく懲りていない人たち。お金はあるんだろうなぁ。
震災後5年でこれでしょ。教訓もへったくれもない。
この家を見て「だったら私も」と周りにどんどん家を建て始める。震災後に産まれた人たちが大人になればなおさらその傾向が強くなり、また街になる。
そもそも何十年もかけて作り上げた街が5年やそこらで元に戻るわけがない。そんな短期間で復興を期待するのもよくないのでは。
津波が来た場所に人は住まないとして、大きな平野が残るわけだけども、そこは商業施設かスポーツ施設、公園にする。
サッカーグラウンド、ラグビーグラウンドがたくさん作れるじゃないか。
スポーツ選手が集まる街、合宿で全国から人が集まる場所にすればいい。
それと広い道路を山まで作って、車ですぐに高台に避難できるようにする。今回は地震から45分くらいで津波が来たそうだけど、20分くらいでみんなが車で高台まで移動できればいいんじゃないかな。広い道路を作るべし。
「避難は徒歩で」なんて現実味がないし、実際に起きたらみんな我先に車で移動するんだから、それに対応した街にすればいい。
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これ見てびっくりしたなぁ。12メートルのかさ上げしているんだって。
そしてこれ見てまたびっくりした。津波は14.5メートルまで来たんだって。
おいおい、だったら12メートル意味ないじゃん。
なぜそんな小学生でもわかることするの? するんだったら30メートルくらい高くしないと無理じゃない?
いやいや、地盤がもともとない場所なんだから、掘り返されて地盤沈下になって結局住めなくなるよ。
なんでかさ上げなんてバカなことしているんだろう。なんも懲りていない。そのお金、もっと別なことに使えるんじゃない?
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それでまたまた無駄なのはこの防潮堤。6メートルでだめだったから今度は12メートルだって。
津波の威力をちゃんと計算したのかな? 仮に防いだとしよう。けれどもそれを越えて海水が来たら今度は堤防が海水が引くのを防いでしまって池になってしまうのでは?
見た目も悪いでしょ。海が全然見えなくなるわけだし。津波がどこまで来ているのかも分からない。
山から海を見下ろしたほうがよほどいいよ。
もうこうやって無駄に自然に逆らうのはやめにしませんかね?
逆に「来るなら来て見ろ」と津波がこない場所に街を作ればいいと思うんだけどなぁ。
なんで同じ場所で復興を目指すのか理解に苦しみます。
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まだ原発から放射能垂れ流ししているのに漁業をしているのも違和感あり。
漁業者は事故前は放射能汚染がないのにあれだけ反対しておいて、なぜあれから5年間一時も休まずに垂れ流ししているのに、こうやって漁業をできるのか。
商品は放射線の検査をしていて、合格しているかもしれないが、ちょっと自分は東北の海の幸は食べたくないな。
だったら何をして働けば? に対しては国や東電が責任をもつべし。
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それから「まだ1割しか住民が戻ってこない」などと言うけれど、引っ越しを決意した人が悪いみたいな感じがある。
自分は都会などに引っ越しして正解だと思うよ。帰らなくていい。
最近は住宅の供給過多で埼玉などで120万円の中古マンションなどがあるらしいから、条件も整っている。
仕事だって被災地よりはずっとあるはず。
被災地は過疎化がすすむわけだけれど、被災地の過疎化は致し方ないのでは。
むしろ被災地は人を住ませるべきではないと思う。また教訓を忘れることになるし。
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なぜふるさとにこだわるの?
自分は中学まで生まれ育った埼玉には何の未練もない。「ふるさと」と呼べる場所は祖母の長野の家でそれは自然あふれるいい場所だが、そこにも未練はない。
今やGoogleストリートビューがあるのだから、いつでもその場所を見ることができるし。
ちなみに、自分は小学生の夏休みはいつも長野県下條村のここで過ごしていた。
部屋から見える南アルプスの景色は、それはもう絶景だった。見られるものならばもう一度行って見てみたいが、そこまでこだわりはない。
「ふるさとって、心の中にあればそれでよくない?」程度だ。
日本人はもともと農耕民族で、その土地にこだわりがあると思うんだけれど、農耕していなければ別にこだわる必要ないでしょ。
それよりもいろいろな場所に住んでみて「こんな場所があるんだなぁ」っと体験したほうがよほどいい。
引っ越し経験25回、石垣に来て10年でそう思うし、石垣に強いこだわりもないから、またどこか別の土地に行くかもしれない。
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ちょっと話がそれてしまったが、まとめると
・津波が来た場所で復興する必要ないでしょ。
・津波到達地点に人は住むなかれ。住むならば教訓になっていない。
・自然に逆らうようなものを作っても意味なし。
・故郷をすて、引っ越した人は正解
被災地に行ったこともないけれど、テレビを見たままの感想です。