昨日、京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんの講演会「原発事故から学ぶ、万一の台湾原発事故にどう備えるか」がありました。

有名な人なんだけれど、ルームメイトの3人は皆知りませんでした。皆さんは知ってます?

ちなみに、福島原発の事故が起きたときに自分も言いました。「石垣は日本では一番安全な場所かもしれないけれど、隣の台湾にも原発ありますよ」って。

さてさて、たくさんメモを取りましたが、記事でも伝えきれないので補足。

小出さん、最後にこう言いました。「台湾で事故が起きた場合の備えについての題目でしたが、残念ながら備え方はわかりませんでした。原発をなくすしか方法がありません」と。

これはやばいですよ。かなり。

台湾は石垣から250キロしか離れていない。冬場の北風だったら影響は少ないかも知れないが、偏西風に乗って放射能の雲が石垣から日本全国に降り注ぐ可能性がある。

かなりの確率で石垣島に放射能の雲がやってきます。

そこでやっかいなのが「島」なこと。

基本的に飛行機でしか逃げようがない。

船じゃ遅いし、モロに浴びてしまう。

たった2日目には放射能雲がやってくるんです。

石垣空港は大パニック間違いなしです。

見境なく「俺を乗せろ」「私を乗せろ」とやるわけです。

国や航空会社は臨時便をたくさん出して救出作戦をしてくれるでしょうか? とにかく一刻も早く島から逃げなければなりません。

受け入れ場所ないしね。きっとそこまでしてくれないですよね。

あきらめて石垣島(竹富町、与那国も含めて)に残る多くの人が被爆してしまいます。

例え沖縄本島に逃げても雲は追いかけてきますからね。影響は少なくなりますが。

その時に、自分はどうしようかなぁ。

戦場のような空港に行く気はしないし。

雨戸を全部しめて、せまい部屋に閉じこもり、せいぜい家の中で静かに1週間くらい息をひそめておくしかないよね。

人生50年近く生きたからもう悔いはないし。

子どもがいる人はなんとしてでも、子どもだけでも内地に行かせたいだろうね。

大変だろうなぁ。とりあえず台湾で原発事故のニュースを聞いたら着の身着のまま、財布だけもって空港に行き、なんでもいいから飛行機に乗ることくらいしかないだろうね。

とにもかくにも台湾で原発事故が起きないか祈るしかありません。

ちなみにメモ代わりに撮影した画像です。

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