2月に
今後の日本、車中泊だらけになるはず
と書いたが、今朝5/13のNHKニュースを見て衝撃を受けた。
39歳の男性がホームレスになっていたのだ。
市内の食品会社でアルバイト、月15万円の収入だったが、コロナの影響で解雇。
月3万円のアパート代を払えなくなり、ホームレスになった。
仙台市内では、若い世代のホームレスが増えているという。
NPOの炊き出しには20代の人もいて、30人の相談があり、10人が若い世代だという。
ネットカフェの休業、派遣労働者の解雇の増加も影響しているとか。
日本もアメリカみたいになっていくのかなぁ。
彼らには情報弱者からくる貧困もあると思う。今回だって、行政、仙台市に相談すれば、なにかしら補助など受けられたはずだ。
石垣市はこんな施策がある。
(2020/4/3)新型コロナウイルス感染症の影響による収入の減少や失業で、家賃・生活費・住居にお困りの方へ
今回取材した、NHKは、この人に「市役所に相談すれば解決するかもよ」と教えてあげたのだろうか?
ちょうど昨日、ホリエモンのこんな動画を見た。
「手取り14万?お前が終わってんだよ」について解説します
ホリエモンの解決策は、
どうせお前らの娯楽はスマホで済むのだから、都会を捨てて田舎で家賃安いところに住め。
どうしても都会の良さを味わいたかったのならば、LCCで月に1度くらい都会に飛べばいい。
とにかく住む場所に使うお金を減らせという。
全く同感。
こんな形で月に15,000円で住める街もある。
月1万5000円で「すぐ住める空き家」が強み。5年間で200人、移住者が絶えない町のしくみ
そして、仕事はクラウドワークスで探せと。
映像の編集だって、今はYouTubeがあれば無料で勉強できるのだから、高度な技能をただ同然で手に入れられる時代だからという。
これもほぼ同感。
ただ、このようなネットのビジネスは、競合相手が全国にいるから、受注するのも差別化、低い賃金での労働提供が必要になってくる。自分はけっこう疲弊したのでやめた。
この39歳の男性はスマホをもっているのか、パソコンをもっているのかわからないが、今後どのように生き延びていくのだろうか。
石垣島では普通に15万円でみんな生きているので石垣島に来ればいいのに。少なくとも仙台よりは冬を楽に越せる。
シェアハウスに住めば敷金、礼金もいらないのに。シェアハウスは知っているのだろうか。
最近は情報弱者がそのまま貧困になるような気がする。そういう教育も必要だろうけど、教育者自体が情報弱者なので教えられない。
そういえば、全国の大学で、学生にオンライン授業をするためにタブレット端末購入費用の支援金3万円を支給するという。
えっちょっと待って。大学に入るのに、パソコンなくて入れるの? 少なくともパソコンはタブレット端末より機能があるし、今どき持たずに大学に入れるの?と驚き。
ほんと、日本は遅れすぎている。
あまり関係ないけど、会社員時代にお世話になっている上司に、あるDVDを送ったが、いまだに見られないという。
コロナの感染防止で家に人を入れたくないらしく、DVDを再生させることができない。当時は1人1台パソコンが支給され、画期的だったが、頑なにパソコン操作を拒み、トランプのソリティアでしか使っていなかった。
今の時代、パソコンを使えないのは昔だったら利き手がないのと同じくらい不便だろう。
昔、多くの人が工場の流れ作業で仕事をしていたが、今後は、自宅でパソコンを使い、簡単な作業を分担して行うようになると思う。
とにもかくにもパソコンが使えないと生きていけない。政府は、2010年から2013年頃に行った、職業訓練校のパソコン技能を学ぶ場を、今こそまた増やすべきだと思う。