石垣島では数年に1回くらい、行方不明者の話を聞く。
今回の方は親で、息子さんが八重山高校の野球部で準決勝、決勝のタイミングで行方がわからなくなったようだ。
それにしても不思議なタイミングだ。手塩にかけた子どもが一世一代の活躍の場面でいなくなるとは。
原付きバイクで出掛けていなくなったということで手がかりはバイクだけ。
ということで勝手な推測だが、自殺ではないと思う。事故を起こしたのではないか。
例えば海の防波堤を乗り越えてしまったとか、山の中の道でガードレールがないところで谷に落ちたとか。
今日は朝8時から島をあげて捜索ということで、勝手ながら1人だけで捜索してみた。
すみません。ついでで申し訳ないですが自然観察も兼ねています。
親水広場に流れる川、そこを上流に向かって川を歩くとどうなるか知らなかったので行ってみることに。
先日届いたサワタビのためし履きも兼ねている。
西表島よりは歩きやすい川だが、カメラを濡らしたくないのでけっこう歩くのが大変。
いけども行けどもこんな景色。もしこんなところに死体があったら腰を抜かすだろう。
30分ほどのぼって断念。
いいのか悪いのか見つからず。道路に出てホッとする。
多くの車がこのあたりを走って探していたが、ここ数日、アスファルトの道ぞいにはバイクは見ていない。あまり人が入らないような舗装されていない道を探さないと無理だろう。とはいっても原付きでそんなに舗装されていない道は走れないか。またはガードレールがないところは谷を見下さないと。
今日の一斉捜索で見つかることを願いたい。
ついでの自然観察。
サキシマキノボリトカゲ。
現場からは以上です。
8/14追記
残念な結果となってしまいました。