「明和大津波から学ぼう！再考・明和大津波の遡上（そじょう）高」

講演会に行ってきました。

講師は後藤和久先生。なんと惑星探査センターという夢のある場所で働いています。
どこかで見たことがある方だなぁと思ったら、NHKの「MEGA QUAKEⅡ」に出ていたのですね。
ここ半年で17回マスメディアから取材を受けたそうです。

さて話題を箇条書きで。
・明和の大津波の最高遡上（そじょう）高は85mと言われているが、宮良、白保、桃里で35メートルほど。次に伊原間が30メートル。伊原間は東から西へ海水が越えた。
・宮良湾から名蔵湾に津波が抜けたという伝承があるが、可能性は低い。
・大浜にある大津波岩は、明和の大津波ではなく、2000年以上前の津波のもの。
・宮良湾は、10分以内に10メートル程度の津波が来る。その後一気に引くが、1時間のうちに4-5メートルの津波が数回襲う。

・明和の大津波が今来たら、水色の部分まで浸水するそうです。


津波・高波浸水のCGはこちらで見ることができます。かなりこわいです。
http://www.pref.okinawa.jp/kaigannbousai/con11/index.html
講演会での一番の教訓。
石垣は大地震の後、10分以内に津波が来るから急いで高場へ行け!!

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