日本でもきちんと見ていないのだが、よゐこが無人島生活したりする番組がある。
huluの「ALONE 孤独のサバイバー」だ。
ナスDも話題になったが、この世界はもっとすごいと思う。もしかしたらナスDならばやってしまうかもしれないけれど。
カナダのバンクーバー島に10個だけ好きなものをもっていき、サバイバル生活をしなさいというもの。
以下、ネタバレ注意。
自分はシャチを見にここに行ったことがあるが、夏でもけっこう寒い。映像も基本10度以下。森には食べられる生物がほとんどなく、せいぜいネズミくらい。
基本ネズミなんか食べたくないのだが、貴重なたんぱく源として捕まえる姿が。
海には鮭がたくさんいるが、なかなか捕まえられない。海藻は食べられる。
そして何よりこわいのが、クマやクーガーが襲ってくる可能性があるというもの。もちろんやられても誰も助けてくれない。
カメラマンの同行はなく、自分たちが撮影をしなければならない。そこがすごいところ。
だから、孤独感も本物。
夜中はテントにカメラを向けておく。クマがテントに来た時の映像もある。みんな焚き火をしたまま夜を迎えるが、ライターは持ち込み禁止。火打ち石でつける必要がある。
その恐怖に夜を迎える前にギブアップする人もいる。10人が挑戦し、最後の1人だけ約5,000万円分の賞金が得られる。
中には木の枝でカヌーを作る人もいる。釣りが上達して十分な餌をとれる人もいる。
それでも孤独との戦いに耐えられず、また冬が近づき、嵐の日々が続くとギブアップすることになる。
シーズン1では50日、シーズン2では60日くらいで全員がリタイヤ。
日本の番組だったらスタジオのコメンターの映像をはさむだろうが、余計な修飾がない番組は見やすい。
ただ、あまりにシンプル過ぎて、一人ひとり持ち込んだ10品目がなんなのかわからなかったりする。
つっこみたくなるのは、日付を覚えるために、木に切れ込みをいれて経過日数を把握する人がいるが、持ち込んだビデオカメラに日付と時間がでるはず。
あと、バッテリーを相当持ち込まないとだめのはず。充電している様子がない。たまにスタッフがカメラを取り替えに来るのかもしれない。
ともあれ、一気にみてしまった。自分も挑戦してみたくなった。たぶん1週間もたないだろうけど。
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